畳の性能
空気清浄効果
空気中の有害物質を吸着し、空気をきれいにします。畳は空気を浄化しながら、私たちに森林浴と同じようなリラックス効果をもたらしてくれるのです。
保温・断熱効果
畳床素材の空洞構造により、熱を伝えにくい効果があります。また、一度温かい状態になると、熱を逃さない保温の役目をします。「夏涼しく、冬温かい」。一年中心地良い環境を提供してくれるのです。
加湿・除湿効果
イグサがスポンジとなって湿気を吸収し、乾燥したら畳床中の空気が湿気を放出します。天然の加湿除湿器で快適な空間を守ります。
弾力性
スポンジ状の構造であるイグサが空気を多く蓄えるため、フカフカした感触を生み出し、適度なクッションとなります。そのため、赤ちゃんやお年寄りの転倒事故防止にもつながります。
吸音・遮音効果
畳の空気が余計な音を吸収するので、子どもが走り回っても安心。視覚的にも落ち着きを感じるので、畳の部屋は静かでリラックスできます。
鎮静効果
森林浴(フィトンチッド)とも言われる、清々しく懐かしいイグサの香りは、集中力アップや精神安定の効果があり、科学的にも証明されています。
畳のお手入れと替え頃
畳のお手入れ
基本は「畳の目に沿った掃除機がけ」+「空拭き」です。
ぬれ雑巾で拭くと畳の光沢がなくなります。畳の目に沿ってゆっくりと掃除機をかけ、固く絞った雑巾か、乾いた雑巾でカラ拭きをしてください。
また天気の良い日には、窓を開けて風通しを良くし、自然換気しましょう。直射日光は畳表の変色や傷みの原因となりますので、できるだけ避けてください。梅雨の季節など、湿度の高い日は、エアコンで室内の除湿をしましょう。
畳は湿気を嫌いますので、年に一度、梅雨明けのカラッと晴れた日などに畳を上げて、扇風機で風を送ってやれば、非常に効果があります。干すとき、畳表には直接日光を当てないよう気を付けてください。畳床は日光に向け、よくホコリを叩き出してから4~5時間ほど干しましょう。
7つの畳替え頃
- ① 畳表が衣服につく
- ② 畳にくぼみがある
- ③ 畳表にやぶれや、焦げなどがある
- ④ 畳と畳の間にすき間ができる
- ⑤ 畳表の色が濃い茶色になっている
- ⑥ 畳表にシミなどがある
- ⑦ 畳が湿っぽく、カビ臭い
畳に上記の症状が出てきたら、お気軽に当店にご相談ください。
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